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by Izumo_FoA

カテゴリ:虚ろの騎士~活動報告( 1 )

虚ろの騎士。

 騎士SilverRayは、かつて王国の誇りであった。

 その武勇は近隣に並ぶものはなく、その魂は眩いばかりに清い。
 身にまとった甲冑は陽光を浴びて煌き、手にした武具は如何なる物をも切り裂くように鋭い。

 けれど騎士SilverRayの本当の力は、全てを正す心の強さであった。
 誤りは誤りと認め、己の間違いを認めることの出来る、本当の強さ。それこそが騎士SilverRayをして、本当の騎士として誰もが認める存在に成長させたのである。



 しかし。
 全ては暗転した。



 騎士三王国と謡われた、HKV・SST・GDMの三つの王国。
 中でもHKVは最大の王国と呼ばれ、邪悪なFoAや影のSRといった勢力との戦いで、先陣に立って戦い続けた騎士王国であった。

 それが驕りとなったのか。

 王は変わらず光輝に満ちた存在であるが故に、強すぎる影をも聖なる王国にもたらした。
 影はゆっくりと、だが確実に成長する。
 ………小さな誤解を大きな過ちとし、ささやかな噂は忌々しい嫉妬と虚報の温床となる。その矛先はやがてSilverRayにも向けられ、騎士としてのあり方と、王への忠誠の何れを取るのかという選択を強要されることになる。
 悩み、苦しむ日々の果てに。


 騎士SilverRayは、騎士としてのあり方を選び、罵倒を一身に浴びて王国を去った。


 彼が去った後には矛盾が残り、目に見える成功に溺れ、栄光という毒酒に酔いしれた王国は少しずつ傾いていく。そしてある日、王国に現れた一人の娘Mirelは栄光王Arthurを魅了し、美女は王の腕の中で妖しく微笑む。


 それから数年も経ずして、聖王国HKVは滅び去った。


 自分は何のために戦ったのか。
 自分は何を守ってきたのか。
 自分は何故…………







 流浪の末、SilverRayは一人の少年に剣を捧げた。

 少年の名は、Storas。
 後に"虚無の死霊術師"と呼ばれ、終末の使徒FoAの最高幹部となる子供の前に。


                                      End?.



※追記。
 2006年7月26日の非公開コメントを受けて、改めて当時の情報を各方面から集めた上で、一部を加筆修正致しました。
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by Izumo_FoA | 2006-07-23 22:05 | 虚ろの騎士~活動報告